それが本来ある薬局の姿だと思います。
私たち保険薬局は、地域の人々との交流を通し、より地域に密着することが大切と考えています。
地域の人々の健康は、日本全国統一の方法だけではなく、地域ごとの課題に対して応えてゆくことが必要になります。
まさに、地域に根差した薬局経営が必要になってゆきます。
団塊の世代の高年齢化は、もはや待ったなしです。
保健機能食品など食品にも機能性をうたったものが流通し始めました。
医食同源が新しい形で動き始めたともいえます。
高齢者に不足する栄養素、薬の影響により不足する栄養素、その不足を補うために、本当にどの食品をどのように摂取したらいいのか?
そんな疑問に答えられるのは、まさに患者さんのことを知っている薬剤師です。
これら食品に関する情報はもちろん、薬局を通しての流通経路の確保も重要です。
アクティブシニアから、要支援、要介護に向かう前に、老いに伴う様々な体内物質の生成能力の減少をカバーしながら“フレイル”にもならないように積極的に患者とかかわってゆくこともこれからの薬局の姿と考えます。
さらに、ICT化の動きは、カルテ、処方箋、お薬手帳と様々な形で現実化してゆきます。
特に、ICT化は、3年のスパンでも大きく様変わりしてまいります。特に、ハードの軽量・小型化に加えて。ネットワーク化は、今までと全く異なる概念で様変わりしていくことでしょう。
そのような情報も、いち早くどのように対応すべきなのか?
政府・厚生労働省、経済産業省などがどのような方向性をめざして動いているのか?
これらをいち早く的確に分析して、現場の業務に反映させてゆくことが必要です。
その中で、かかりつけ薬剤師としての対応、各種ツールのICT化など、現場の薬剤師が抱える課題を通して、現場を支える経営者としての悩みを解決するための最適な方法をご提案し続けたいと思い行動していきます。
医療用医薬品、OTC薬、保健機能食品、スマイルケア食、衛生材料などの供給とそれらに関連した情報管理。それを使い切る薬剤師としての知恵、物、システム、技術それらを薬剤師のハートを込めて地域に供給するためのサポート体制づくり。JLIPAが目指すところです。